キーボードを目的に秋葉原にいったらコンカフェいってた。

キーボードの試し打ちをするだけに秋葉原に来るのも寂しいなって感じたので、人生初のメイドカフェ秋葉原にてと思い立ちました。


電気街?みたいなとこの路地裏を歩いてるとメイドさんぽいキャッチが5人くらいぽつぽつといたのでアキバやな、、、ってなってテンション上がった。
もれなく全員に声かけられたけど1周目は見に徹底したのでついていきません。
でもガン無視決め込んだのにもかかわらず、お気をつけて~って言ってくれたメイドさんがプロやん、、、って感動したのでその子についていくことにした。


もう行く気まんまんだったので、「案内してもらえますか?」って言ったら3.8秒くらいメイドさんがフリーズしてた。
理由を聞くと、なんの説明もしてないのに、拾う(キャッチについていくことらしい)行為をするのが珍しすぎて、えっ?ってなったらしい。
というかここであんまり話よく聞かなかったのが終わりの始まりだったんだけど。


「コンカフェだけど大丈夫ですか?」
メイドっていうコンセプトじゃないだけでメイドカフェみたいなもんやろと思っていたので「いいですよ」と即答した。
その女の子の特徴は
・黒髪ロング
・左手の薬指にボンゴレリングみたいなごついリング
・地雷系メイク
・紫色のメイド?っぽい服
まどマギのほむらみたいな感じだった。
そのままお店に案内してもらえることになったんだけど、あるきながら軽く説明を受けているうちにあれ?ってなった。


というのも俺は萌え萌えキュンしにオムライスを食べに行ったんだけど、どうやら飲み放題とかいうガールズバーみたいな単語が飛び出してきた。
あれ??ってなったものの自分から声をかけた手前切り出しづらい、、、
そしてどうやら3時間ほどキャッチしてたという話を聞いて、いやこれ無理ですって言えねえよ、、、ってそこで覚悟を決めた。
しかも現金の持ち合わせ5000円だったから、カードかなって思ってたら料金説明のときに現金は15%、カードの場合は25%って言われてどう考えても5000円超えそうだったから結構逃げたくなった。
そのシステムは夜のお店やん、、、完全にガールズバーやんって思って普通に話聞かなかったこと後悔した。
ノリで決めずに人の話はよく聞こうという教訓が生まれた日にもなりました。

 

怪しげな雑居ビルに通されて、やだなーってテンション下がってました。
なんか知らないけど一緒に入店ができないって言われて、どうやら女の子は少し時間を置いてお店に来るみたい。
めんどくさいルールあるんだなーって思いつつ1人でエレベーターを乗るときにこれ逃げられるんじゃね?って思って、ちょっと逃げようとしたんよ。
で、エレベーターで違う階とか止まって逃げようと考えてたら、エレベーターの扉がしまりかけて、その隙間から満面の笑みの女の子が見えて、俺フィルターで見ると怖すぎてもう逃げられないことを確認した。

 

逃げられずにお店について、中にはいったら女の子と客が2人ずついた。
店内は思ったより明るめの内装で、さっきまでの話は何かの間違えだったのでは?って軽い現実逃避をした。
席に案内されて、さっきの女の子が帰ってきた。
システムの説明をされるとやっぱとさっきの飲み放題だった。
勘違いじゃなかった。
もうここまで来たらヤケなので昼間から酒をあおることにした。
そして案の定、女の子のドリンクが有料なので1000円飛ぶことが確定しました。
このシステムまじでよく出来てるなって思ってて、奢ってあげないと女の子はドリンクなしなわけです。
いや、これ断れるの猛者というかキチガイよ。
なので入店時点で飲み放題代+ドリンク代が確定する。
とはいえ、3000円(飲み放題代)+ドリンク代(1000円)で税ついてもまだキャッシュで払えるなって思って少し安心した。

 

そこから女の子とのサシが始まるわけだが、開幕早々マスクの下に隠された八重歯が素敵すぎて思わず貢ぎそうになりました。
つけてるの???ってくらいきれいな八重歯で感動した。

 

とりあえず自己紹介みたいなところから入って、話を聞くと3ヶ月目になる新人らしい。
前にこういうとこで働いたこともないのでほんとにピチピチの新人らしい。
ここのコンセプトは女の子が姫、客が大魔道士?みたいな設定。

勇者とかじゃなくて大魔道士???って思ったけどめんどくさかったのでスルーした。

ドリンクも来たところで、色々な話題を振ってみるが、食いつきがめちゃくちゃ悪くまあまあ自身を失った。
俺ってコミュ障なんか???って少し萎えた。
というかこちとら客やぞってもこうのあのセリフが頭でよぎった。

 

気まずすぎてお酒がめちゃくちゃ進む、気まずいときのためにドリンクってあるんだなって感動した。
全然噛み合わないので、もう帰りたい、、、なんで高い金払って俺は、、、って鬱になってた。

 


てか左隣のおっさんがクソ声でかい。声でかすぎてそんな感傷にすら浸らせてくれなかった。
盗み聞きするとどうやら既婚者で娘さんもいるらしい。
しかもまあまあ常連っぽい。
どういう心境で来てんだろうって目の前の女の子よりそのおっさんにどちらかというと興味を惹かれた。
家庭内環境複雑なのかなとかくそ失礼なこと考えてた。
ついでにもう1人の客はゴリゴリのスーツで外回りの営業っぽかった。
東京だとしばしばサボってそうなサラリーマンいて漫画だけじゃなかったんだ、、、って感動する。

 

 

そんなこと考えてるうちにドリンクがなくなって、おかわりをお願いした。
流石にこのままじゃまずいと思って、離席中に頭の中で作戦会議をした。
ていうかなんで高い金払って俺が気を使うんだよって本日2度目のもこうが出てきそうになったけど大人なので我慢。
こっちがそんな楽しくないから禁じ手としてた、女の子の話を聞く作戦を考案した。

 

対して仲良くない人の興味ない話を聞くとかいう修羅の道を選んだ。
ドリンクを持ちかえってきたので、早速いろいろ深掘りしすぎない程度に聞いていくことにした。
どうやらアクセとか結構最近はまってるらしい。
アクセだったら興味あるしと、ここを軸に攻略していこうと思った。
もう気分はリアルなギャルゲーをプレイしてる気分。
身につけてるいかついリングはまあまあ高いらしく(3万円くらい)、ノリで買ったと言っていた。

つけてる指も左手の薬指だったのでキマってんなって思いながら話を聞いてた。
てかよくみたら普通にリングが良くて、話を聞いてるうちに俺も欲しくなってきた。
ジャスティデイビスっていうブランドで、一歩間違えたら中学生になっちゃいそうなやつなんだけど欲しくなった。

 

 

修羅の道を覚悟してたものの、意外とアクセの話は盛り上がり気づいたら結構時間たってた。
盛り上がってるとは言え飲み放題でもと取るつもりでいたのでばかすか飲んでました。
で、話が一息ついた絶妙なタイミングで「私もドリンクいいですか?」と絶対に断れないセリフがとんできた。
意識外からの攻撃。
当然断れず、カード払いが確定してすこし鬱になった。
というかなんでそこだけうまいんだよ、、、

 

 


時間が近づいてきたと宣告され、もちろん帰宅を選択。
どうなるかと思われたがやっと終わるという安堵につつまれた。
会計がしめて6250円とたかすぎやろ、、、、いろいろな感情がめぐったけど今回は良い経験担ったと考えて勉強代とすることとした。
最後にポイントカードとサービス券をもらって見送られながら退店。
リングかったら見せに来てね~と言われ、7割くらいの男がたぶんリピしそうだなと思ったけど、俺の心の中はそれどころじゃなかったので行けたら行くわに近しいことをいってビルからでた。

 

 

店の食べ物が高すぎて、食べなかったがめちゃくちゃお腹すいたのでふと目に止まったナポリタン専門店に入ることにした。
なんでも、ナポリタンで感動させたいをモットーにしてるらしい。
オムナポ(オムレツナポリタン)を注文し、席についた。
飲食店といえど、さすがアキバ。
壁一面にアニメポスターがはられていた。
肝心のナポリタンは感動はしなかったが、うま~~ってなる俺好みのめっちゃ味濃いナポリタンだった。
でもいけるやろって思って頼んだナポリタンが想像より多くてまあまあ気持ち悪くなった。
食券に当店の並は普通のお店の大盛りです的なことが書かれていたのは見たが、俺は自分の胃袋を過信しがちなので迷わず大盛りを選択。
メガ盛りもあったが流石にそこまでバカじゃなかった。

 


コンカフェかとおもったらガールズバーで、帰りに食ったナポリタン食いすぎて気持ち悪くなってまあまあ波乱のソロアキバ観光でした。

 

ポイントカードとサービス券は悲しいかな、もう二度と行くことはないので気づいたらゴミ箱に吸い込まれていた。

 

てかコンセプトどこいったんだよ、俺は萌え萌えキュンされにきたんだよって帰りの電車でぐったりしながら一生思ってた。
書き起こしてて気づいたけど、オムナポを頼んたのは無意識のうちに萌え萌えキュンオムライスを望んでいたのかもな、、、、